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2019年 11月 19日 最後まで貪欲に!~大西先生~
こんにちは、大西です。季節はすっかり秋ですね!大学の木々もだんだん色が変わってきて、秋を毎日感じてます。そして1か月後にはもうクリスマス、時の流れは早い…。
さぁみなさん、2年前のこの時期って何してましたか?
私は受験勉強していました(笑)。もっと具体的に言うのであれば、センターの対策と併願の私立の過去問をひたすら解いていました。
受験勉強に不安は付き物で、この時期に私が感じていた不安は2つ。
「センターの点数がこれから伸びるのか」「私立の過去問が解けない」
私の夏休みの勉強は全てセンター対策に充てました。日本史と英語は夏の努力が実り点数が取れるようになっていました。しかしあまり対策出来なかった数学、理科基礎、倫政に関しては本番でしっかり点数を取れる未来が見えませんでした。
また、センターに特化した勉強をしたせいで、私立の問題の難易度だったり問われる内容の細さに戸惑っていました。特に困ったのは日本史です。
これらの不安を解消する方法はただ1つ。勉強するしかない。
そのため私の勉強の内容は数学、理科基礎、日本史、倫政に偏っていきました。英語と国語に触れる時間はどんどん減っていきました。特にセンター直前の1ヶ月は一切英語と国語、さらに日本史もやっていませんでした。
そんな大西のセンター本番の結果はと言いますと…
12月のセンター模試から 数2Bは約10点、倫政は約20点も伸ばすことが出来ました。
一方でいつも得点源にしていた国語は約20点、日本史は約10点も落としました。要するにトータルでは12月と本番で大差なかったということです。
この結果から私が言いたいこと分かりますよね?
今の時期は自分の弱点に目が行きがちで、どうしても点数を伸ばす勉強をしてしまいがちです。この勉強も重要です。なぜか。点数は最後の最後まで伸びるからです。早々に諦めたら伸びるものも伸びません。
でももっと重要なのは点数を維持する勉強です。
「エビングハウスの忘却曲線」という有名な実験があります。簡単に言うと人はすぐ忘れる生き物ってことです。部活をやっていた人なら、テスト期間後の久しぶりの部活で数週間前のようなパフォーマンスに戻るのに時間がかかった経験ありますよね?
受験で使う科目をバランスよく勉強することが本当に大切なんです。最後の最後まで、1点あげることに貪欲になりましょう。
過去の私のように苦手科目しか勉強していない人は、自分の勉強スケジュールを確認し、全科目触れられるような計画を立てましょう!
東京学芸大学 教育学部 2年 大西百合香
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