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2024年 11月 22日 私が理系になるまで~馬場先生~
お久しぶりです。大学の中間テストが終わった馬場です。4科目だったんですが、結構難しかったです。期末になると科目が倍ぐらいに増えるから恐ろしいです。受験生の皆さんが共通テスト前で緊張しているであろう時期に私も期末テストに怯えていることになると思います。今はレポートも終わって、学祭も近いのでちょっと休める時期です。(私は何もしないですが、高1、高2で興味ある人は来てみてください)
特に話すこともないので受験生時代の話でもしたいと思います。東進に入ったのはちょうど学年の切り替わりのタイミングでした。ですが、実質的に私が受験生になったのは春休みの旅行からです。大学見学とかオーキャンとか行ったことなかったので旅行ついでに筑波と後期に受ける予定だった茨城大学の見学、筑波にあるKEKの見学をしに旅行に行きました。その時は何故かは覚えてないけど無性に牛タンが食べたかったので、始発で仙台行く→水戸で泊まる→茨城大が水戸にあるので見学→筑波に移動してKEKと大学を少し見学+パンフレットを貰うってことをしていました。KEKは素粒子の有名な研究施設です。今は物性の方が興味があるのですが、当時は物理研究=素粒子みたいなイメージがあって素粒子に惹かれていました。KEKで実際の研究員の方から話を伺う機会があって、とてもモチベーションになりました。多分これがなかったら理科大も受かってなかったと思います。因みに、1日目仙台から水戸に戻ろうとしたら、人身事故で3時間半くらい電車が止まりました。怖かったし両親もめっちゃ心配だったと言ってたんですが、余計に忘れられなくなりました。今ではいい思い出で、私のLINEのアイコンをこの時の遅延の表示にしています。毎回LINEの友達追加の時に突っ込まれるんですけどこんな意味なんです。
因みに、この時は金の節約で青春18きっぷを買ったので余ったきっぷで長野の方に別日に日帰りで行きました。特に意味はなかったんですけど、自然を見てリフレッシュしたいのと、勉強できるくらい乗車時間が長いところに行きたいからだったような気がします。
これくらいの時期しんどいと思う人が多いと思うんですが、私もそうでした。撮った写真見返してその時の心の支えにしてました。
夏前は旅行に行った勢いのまま大量の受講を終わらせ、夏は過去問の共通テストと筑波10年分終わらせました。めっちゃギリギリで復習する間もなかったのが後悔ですね。復習する癖がつかないまま単ジャンとかに入ったのでやってもあんまり伸びない感じがしてたのは院試の時に反省を活かせるようにしたいです。11月に理科大の過去問やったら物理30点くらいで、受かるのか?って感じでした。英語と数学は6割〜7割取れていたので物理を頑張れば可能性なくはないって感じでした。これで物理学科を志望していたので「尚物理科志望」っていうネタが語感の良さもあって友達に言われるようになりました。常に見えない何かに追われている感じがしていて文化祭中だろうが体育祭中だろうが勉強していました。よくも悪くも勉強していないと落ち着かないのは大学生になった今でも癖になっています。文化祭の時に集合した友達のクラスがポケモンカフェをやっていたんですけど、ポケモンに理系を見つけようとすらしていました。
受験本番の日もいろんなことがありました。理科大の入試B方式の日は朝ごはんの後冷え性なのでサプリメントを飲んでたら喉に詰まらせて、結局胃に何もない状態で試験を受けていました。しかも、全開のドアのすぐ横で受けていたので寒くて鼻水が止まりませんでした。最後の物理の時間ではティッシュが尽きて鼻水と戦いながら試験を受けていました。自分でも受かった自信なかったけど受かって嬉しいより驚きました笑。中央の試験では電車が止まって最初から落ち着かない雰囲気でした。筑波の前日は寝れなかった上、当日はバスの移動があって軽く酔いました。ハプニングはつきものなので皆さんも注意してください
最終的には港北から理科大にまで受かったし、なんだかんだ言っても充実した受験期だったと思います。ずっと勉強する数少ない期間だと思いますので、欲を言えば勉強自体を好きになってほしいですが、そうでなくても充実したものになってほしいと思っています。
東京理科大学 創域理工学部 先端物理学科 二年 馬場 康輔
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